モエレ沼公園


北海道ってどうですか?

札幌市にあるイサム・ノグチ設計のモエレ沼公園のご紹介です。
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★モエレ沼公園

札幌 モエレ沼公園ってどうですか?

■ Moerenuma Park ★ Sapporo

★モエレ沼公園 お散歩

本日は札幌市は東区にある公園、モエレ沼公園のご紹介をいたします。
ここは彫刻家イサム・ノグチが設計を手がけた、
緑とアートが融合した札幌市でも屈指の公園なのです。
自然の緑・風・光と共に造形の美を感じながら、のんびり散歩をしてみたり、
子供達と一緒に思いっきりはしゃいでみたりと、
ホント休みの日のお出かけにとっても良い場所なんですよ。

この公園は札幌市の「環状グリーンベルト構想」の一環として計画されました。
「環状グリーンベルト構想」とは、札幌の緑の環境を後世に伝えていくため、
そして、市民が都市生活の中で身近に自然を感じることができるようにと、
札幌の街を公園や緑地で囲み「緑に包まれたまちづくり」を推進しようという計画のことです。

   

以前はゴミ処理場として利用されていたこの場所は、
1982年から公園造成が開始され、1988年、彫刻家イサム・ノグチが計画に参画し、
モエレ沼公園の基本設計が策定されたのです。

※この計画に関連して1993年には札幌市の大通公園、西8丁目と西9丁目の間の道路が遮断されイサム・ノグチ作の作品「Black Slide Mantra(ブラック ・スライド・マントラ)」というすべり台が設置されました。
 ※関連ページ⇒★北海道ってどうですか〜大通公園

そして、「公園をひとつの彫刻」とするダイナミックな構想により造成が進められ、
2005年の7月1日にこのモエレ沼公園はグランドオープンを果たしました。

   


★モエレ沼公園はとっても広いんです

この公園を代表する施設「ガラスのピラミッド」に始まり、「サクラの森」と名付けられた7ヶ所の遊具エリアや、標高62mの「モエレ山」や「プレイマウンテン」の他、
テニスコートに野球場、陸上競技場等のスポーツ施設、 野外ステージやミュージックシェルといったイベント施設を擁するモエレ沼公園は約188.8ヘクタールの広さがあります。
全部を見て歩こうと思ったら、日頃、運動不足のお父さんにはちょっとキツイかも?
でも、ご安心下さい。
公園入り口でレンタサイクルが借りられるので、ちょっと自信がないって方でも楽々とモエレ沼体験が楽しめます!
さあ、それでは早速、モエレ沼公園へ向けて出発しましょう!!


★モエレ沼公園の見どころ

◇ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
公募により「HIDAMARI」と名付けられたガラスのピラミッドは、この公園のシンボルという位置づけにある施設です。
まさにその名の通り、大量のガラスでつくられたピラミッドなのです。
ピラミッド内部には、公園内を見渡せるアトリウムの他に、
この公園のマスタープランを手がけたノグチイサムを紹介するコーナー「イサム・ノグチギャラリー」や市民ギャラリー、レストランなどがあります。
屋内なので、天気が悪い日でも公園を眺めて楽しむことができますね。

◇海の噴水
公園の中央部には直径48mの巨大な噴水があります。
この噴水、ただの噴水ではありませんよ。
一日に2〜4回行なわれるプログラム時、
水柱がもう、これでもかっ! という位高く吹き上がるのです。
たぶん、このプログラムを初めて見るほとんどの方が「凄いな〜。」と唸ると思いますね。
この公園を訪れたならぜひ見て欲しいですね。
プログラムは40分のものとショートプログラムで15分のものがあります。
夜の部はライトアップもされますから更に見応えアリです。

◇テトラマウンド
テトラマウンドは巨大なステンレス柱のオブジェです。
ひょっとすると過去この公園を訪れた人の中には、
このオブジェの名前は知らなくてもモエレ沼公園と聞くと「ガラスのピラミッド」より先にこっちを思い浮かべる人もいるかもしれません。
とってもインパクトがあるオブジェです。

◇ミュージックシェル
半円球の印象的な建物ですね。
この前面がステージとなっているんです。
直径約15mのステージはコンサートなどの舞台として利用されるのです。
建物の内部は控え室とトイレになっています。

◇プレイマウンテン
イサム・ノグチが1933年に構想し長年温め続けたアイディアが具体化されたもので、 高さ30mの山の南西側は石の階段状になっていてピラミッドや古代遺跡のような印象です。
北東側は麓と頂上を繋ぐ一本の道が続いています。
頂上からは公園全体が見渡せるようになっています。

◇サクラの森
カラフルな彫刻と融合した様々遊具が置かれているエリアです。
子供達と一緒に遊具で遊ぶもよし、じっくり各遊具を眺めるもよし、イサム・ノグチの造形を楽しめるゾーンです。
また、このエリアにはその名の通り約3,000本の桜が植えられていて、花見のシーズンに一斉に開花する状景には心奪われるものがあります。
 ※関連ページ⇒★北海道ってどうですか〜北海道の桜と花見

◇モエレ山
モエレ沼公園内には標高62mのモエレ山がそびえます。
5ルートから登ることができる頂上からは公園全景だけでなく、札幌市内全体を見渡せてしまうのです。
冬には、この山でスキーなどスノースポーツを楽しむこともできるんですよ。

◇アクアプラザ
モエレ山とプレイマウンテンに囲まれた石と水のゾーンです。
夏場には全長約150mのカナールの浅瀬に流れ出る水に足を浸してみるなんていうも楽しみ方もあります。
「カリフォルニア・シナリオ」というイサム・ノグチの庭園作品の延長上にある造形です。

◇モエレビーチ
モエレビーチは6〜9月の期間に開放される、
美しい海辺をイメージした水のゾーンです。
遊歩道に囲まれたサンゴで舗装された池では子供達が歓声をあげながら遊びます。
もちろん、大人の方もどうぞ。


★モエレ沼公園 所在地

【住所】 〒007-0011 札幌市東区モエレ沼公園1-1

札幌市街から車では国道12号、国道275号、道道89号線(環状通)を経由、三角点通を中沼方面に進むと所要時間、約30分で到着です。
公共交通機関利用の場合は、地下鉄の東豊線環状通東駅、東豊線新道東駅、東豊線環状通東駅などからバスが出ています。
また、
期間限定で 〜平成19年4月28日(土)〜10月28日(日)の土・日・祝/7・8月の毎日〜
地下鉄東西線バスセンター駅、地下鉄南北線麻生駅などからもバスが出ています。



   




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