★さっぽろ雪まつり
札幌の雪祭り
ってどうですか?
■ Yukimaturi ★ Sappro
このページでは札幌の雪祭り『さっぽろ雪まつり』のご紹介をさせていただきます!
札幌の雪祭り『さっぽろ雪まつり』はおそらく全国のほとんどの皆さんに知られていると思うんですがどうでしょうね?
北海道民はこの札幌の雪祭り、おそらく日本中で知らない人はいないだろうなーと考えているんですが。。
札幌の雪祭り、正式には『さっぽろ雪まつり』と言い、
札幌市、社)札幌観光協会、札幌市教育委員会、札幌商工会議所の主催により毎年2月、 札幌大通公園西1丁目〜西12丁目間をメイン会場に
1週間のスケジュールで開催される大掛かりなお祭りです。
この『さっぽろ雪まつり』は日本の一地方都市である札幌市に、実物の雪が降ることの無いような国からも雪まつりを目的に観光客が訪れるというほど、
実にワールドワイドなお祭りなのであります。
「さっぽろ雪まつり」の主役となる雪像は陸上自衛隊の協力のもと、札幌の一般市民・そして道内・道外からのボランティア、はては海外からの参加者達によってつくられるのです。
そして、新聞各社・放送局各社などの企業の後援と札幌市民の有形・無形の協力を得てこの雪まつりは催されています。
雪まつり会場には、大小たくさんの雪像が立ち並び、ゲーム・アトラクションやライブ、各種イベントが行われます。
日中は真っ白な雪像が楽しい雰囲気一杯で見物客を迎えてくれて、本当は寒いはずの会場もなんだか暖かな気分を感じてしまいます。
そして、夜になるとライトアップされる大型雪像が昼間とは違った色彩に照らしだされ、異空間を描き出すわけです。
雪像達の昼の顔と夜の顔、ぜひ両方堪能してみてほしいですね。
さっぽろ雪まつり、その歴史の始まりは1950年。
当時は雪捨て場とされていた大通り西7丁目広場を会場に、 市内の中・高生達によって制作された6基の雪像を祭りの目玉として
「第一回さっぽろ雪まつり」が開催されたのであります。
この記念すべき札幌初の雪まつり、どうやら凄い盛り上がりだったようで、
催し物のスクエアダンスでは 凍った地面に足を滑らせた参加者が転倒→開始早々中止!〜になったり、
映画「銀嶺の果て」の上映会でもやはり、 凍った地面で足を滑らせた観客が映写台に突入!→中止!!〜となる、
等といった不測の事態を起こしながらも5万人あまりの人出を記録し、その好評ぶりに翌年以降も継続して開催しようということになったのです。
1953年には、この雪まつり会場に初めて高さ15メートル級の大雪像「昇天」がつくられ、
その後、1955年より自衛隊による雪像製作への協力が開始され、
以降、メインとなる雪像は超大型化していくこととなるのであります。
全国に『さっぽろ雪まつり』の名前が知られるようになったのは、1959年の第10回開催時に雪像制作の為の動員が2,500人にも及ぶ規模になり、
その模様がテレビ・新聞等で大きく報道されたのがきっかけと言われています。
その翌年からは道外より多くの観光客が訪れるようになり、年を重ねるごとにその数は増し、
やがて『さっぽろ雪まつり』は全国的な集客力を持つ札幌のメガ・イベントとしての道を歩み出すことになったのであります。
その後、1972年に札幌冬季オリンピックがで開催され、冬の札幌に世界の注目が集まったことや、
1974年以降、札幌と関連のある海外の地をテーマにした雪像制作が開始され、その模様が世界中に発信されるようになったことなどから、
国外からの観光客の数も増し『さっぽろ雪まつり』は国際級のイベントへと発展していったのです。
『さっぽろ雪まつり』に出かける際には、防寒効果の高いコートを着て、インナーは軽目の感じで出かけると良いですね。
札幌の施設はどこも暖房が効いているので重ね着などでコートを脱いでも暑いっていう状態だと逆に風邪ひいちゃいますからね。
あー、それと冬に北海道来るときは靴に注意して下さいね。
地元民が凍った道路をふつーに歩いているのは決して歩く技術が発達してるからというわけではないんですよ。
靴の裏側に滑らないように工夫がされているんです。
雪の無い地方で履いてる靴で北海道入りした場合は早めに靴屋さんで滑り止めを買って靴の裏側に貼っちゃって下さいね。
転んで怪我する人って意外と多いんですよ。
さあ、それじゃあ快適な冬の北海道楽しんじゃって下さいね!!
※『さっぽろ雪まつり』開催期間には札幌市街のメイン通りである「駅前通り」の札幌駅〜すすきの間と、南一条通りの西1丁目〜3丁目間がさっぽろホワイトイルミネーションという特別な電飾が施されるイベントも行なわれています。 札幌の街が雪と光でキラキラと輝いている様子はとっても印象的ですよ。
※関連ページ⇒★北海道ってどうですか?〜ホワイトイルミネーション
★すすきの氷の祭典
札幌の歓楽街「すすきの」地区、駅前通りの南4条から南7条にかけての間では、
さっぽろ雪まつりの「すすきの会場」として『すすきの氷の祭典』というのが行なわれます。
こちらは雪像ではなく、繊細な技巧が施された氷像が立ち並びます。
もともとは雪まつりとは別個のイベントとして1981年から始まったのですが、
第3回の1983年より雪まつりに統合され、さっぽろ雪まつりの一会場として開催されています。
★さとらんど会場
2006年より札幌市の東区にある農業をテーマにした公園「サッポロさとらんど」が『さっぽろ雪まつり』のサブ会場になりました。
「さとらんど会場」は1965年から雪まつりのサブ会場として続いていた陸上自衛隊真駒内駐屯地の「真駒内会場」が2005年に廃止されたため、
その代わりの会場として誕生したのです。
100メートル級の滑り台や巨大迷路をメインに、小、中規模の雪像が作製されたこの会場、
高速道路のインターチェンジから近く新千歳空港からのアクセスが便利ということもあり、
2006年度は雪まつり実行委員会が目標としていた来場者数10万人を大きく上回る17.5万人の人出を記録しました。
この「サッポロさとらんど」は、その後2回の『さっぽろ雪まつり』のサブ会場として利用され、
2007年度〜来場者数20万7千人・2008年度〜25万8千人と多くの来場者を集めました。
★つどーむ会場
2006年より『さっぽろ雪まつり』のサブ会場として好評を得ていた「さとらんど会場」ですが、 もっと公共交通機関で行きやすい会場をとの理由から、
2009年度の『さっぽろ雪まつり』のサブ会場は「サッポロさとらんど」と同じ札幌市東区にある「つどーむ」に変更となりました。
この新しいサブ会場である「つどーむ会場」は地下鉄東豊線栄町から徒歩約8分の場所にあるため、自家用車を使わなくても楽に会場に向かえます。
前回までの「さとらんど会場」と同様、この「つどーむ会場」もきっと多くの来場者に楽しい冬の思い出を残してくれることでしょう。
◆「つどーむ」所在地〜札幌市東区栄町885番地1
★さっぽろ雪まつり資料館
札幌市豊平区にある「さっぽろ羊ヶ丘展望台」には、『さっぽろ雪まつり』の歴史が総て解ってしまう程の情報量を誇る「さっぽろ雪まつり資料館」というのがあります。
札幌市が一望できる展望台があり、クラーク博士の銅像と記念撮影を楽しめるこの施設、観光スポットとしても有名ですので、行く機会があればぜひこの「さっぽろ雪まつり資料館」も覗いてみると良いですよ。 過去の巨大雪像の精巧な模型があったりして結構楽しめます。
「さっぽろ羊ヶ丘展望台」
〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地
お問い合わせ先
羊ヶ丘展望台事務所: Tel. (011)851-3080
札幌観光協会: Tel. (011)211-3341
【関連ページ】
北海道ってどうですか?:2011. 雪まつりレポート
北海道ってどうですか?:2010. 雪まつりレポート
北海道ってどうですか?:2009. 雪まつりレポート
北海道ってどうですか?:2008. 雪まつりレポート
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